今日は彫師:祐がもっとも得意とするファインラインのデザイン画をご紹介します。(ファインラインとは、以前も触れた事ですがアウトライン(筋彫)を殆どせず、ぼかし(濃淡)だけで表現するジャンルです)
このデザインを見ても分かるように、祐の描く絵は繊細で柔らかく、それでいてモチーフが生き生きしている。
花びらが重なっている部分には細かい濃淡が段階的に施されており、今にも風にそよぎそうである。
そんな花の甘い香りに誘われて2匹の蜂が仲良く飛んでくる・・・そんな情景がこの一枚の絵から感じ取ってみえますね。(個人的には蜂のモコモコ部分が大好きです!笑)
普段から濃淡に関しては誰よりも厳しい祐に、影の極意を聞いてみました。答えは・・・
「頭の中でその物体(モチーフ)に光を当てて、影をつけていけばいいんだよ!」
・・・・凄い・・・(絶句)
頭の中で光を当てて・・・!?少なくとも私には出来ない技術です。(苦笑)
祐が得意とするモチーフは動植物です。
今後も祐のアートワークを時間があればブログ上でアップしていきますのでご期待下さい。