FlappingTattooBlog Tattoo作品　（祐）

『飼っていたウサギを入れてほしい』

腕に生まれつきのアザがあり、
これ以上はレーザーで消せないとの事。
ならばこのアザの上に
可愛がっていたウサギを入れようと決めたらしい。

かなり広範囲にアザがある。
ウサギだけでは隠しきれない。

プルメリアとレタリングも一緒に入れてほしい。

うん。
それならアザは気にならない程度まで隠せるよ。

1回では完成出来ないにもかかわらず、
彼女はなんと遥々新潟から通ってくれました。

そして完成したウサギちゃんです

ウサギちゃんとプルメリアが薄く見えるのは
1回目で入れたので、
写真を撮った文字の完成時には
すっかり肌に定着しているからです。

『ありがとう。
　かけがえのない家族。
　Jun.24.in2006
　ミルクちゃん
　安らかにお眠り下さい』

なんて幸せなウサギちゃんでしょう

とっても大事にされていたんですね。

これからは直ぐにミルクちゃんの顔が見れるね

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同じ薔薇でも・・・

2010/08/12 [Thu]

毎日暑い日

が続きますね。
皆さん元気にお過ごしでしょうか？

祐の寝室にはエアコンが無いので
エアコンがある部屋から扇風機で風を送って寝ています。
しかしワンコ

が２人祐に乗っかっているので
メチャクチャ暑いです

朝起きると汗だくになってます

そんな私情はさておき、
今日は違った雰囲気の薔薇の作品を２つ紹介します

２つともファインラインで仕上げた薔薇になります。

先ずはひじ上に『花、蕾、葉』を使い
ゴージャスな雰囲気の薔薇です。

この薔薇は後に下の方にも広げていきたい
と言う要望から
どの方向にも薔薇の花が広がれるように
考慮しました。

今後の展開が楽しみな作品ですね

そしてもう一作品の薔薇です。
こちらの薔薇は一輪挿しのイメージ。

部屋に活けた一輪の薔薇を想像させます。

その薔薇の下の方にレタリングを添えました。

前にも同じような１輪の薔薇を彫ってますが
同じ薔薇の花は使わないので、
同じ画風でも薔薇は１人１人違う画像を基に
描いています。

そこは祐のこだわりでもあります。

人と全く同じ作品は彫りません。
世界でひとつのTATTOOを大事にしてほしいから

そうそう薔薇の花言葉は沢山あるんですよ。

「愛」「美」「内気な恥ずかしさ」「輝かしい」「愛嬌」「新鮮」「斬新」「私はあなたを愛する」「あなたのすべてはかわいらしい」「愛情」「気まぐれな美しさ」「無邪気」「爽やか」

これらは単に『薔薇』の花言葉に過ぎません。
花の色によっても沢山の花言葉があるんです。

その中のひとつ。

『青い薔薇』の花言葉は
「神の祝福」「奇跡」「夢が叶う」とあります。
これは色素上、
完全なる『青』の薔薇は作れないことから
使われたそうです。

なんだか神秘的な花だと思いませんか？

美しい薔薇…
何だかんだ言っても祐は大好きな花です

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厳つくないトライバル

2010/08/02 [Mon]

一言でトライバルと言っても様々なデザインが出来る。
厳つくも出来るし、厳つくないようにも。
スッキリした感じ、流れる感じ…

デザインの仕方で様々なトライバルデザインが
出来るんです。

今回紹介する作品は
女の子でも厳つくないトライバルを
腕に1周巻いた感じにする。

先ずは女の子らしさを強調するため
モチーフはハート

好みのラインをフラッシュから選んでもらって
それをアレンジしました。

ガッツリのデザインだけど
雰囲気は全く厳つくないでしょ。

トライバルは同じモチーフでも
色んな雰囲気に作る事が出来ます。

足首なんかもかわいいですね

腰も女の子に人気の箇所ですね

ギャラリーにも沢山紹介してますので
是非参考にしてくださいね

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レタリングに装飾を・・・

2010/07/16 [Fri]

最近レタリングのオーダーが目立つので
ちょっと一工夫したレタリングを
紹介します。

胸に長い文章を入れたTATTOOです。

かなり長い文章でしたので
向きを斜めにデザインし、
そして文字や周りに動きを付けてみました。

とても格好良く纏まりましたね

そしてもうひと作品

足首に名前と生年月日を入れたTATTOOです。

名前と生年月日を入れるお客さんは
結構多いんですよ。
でも一工夫すると、可愛いデザインになります。

足首への施術なので
全体のイメージが縦長にした方が
すっきり見えるし、
名前と生年月日が描いてある様には感じ難い。

どうですか？
同じレタリングでも
ちょっと一工夫すると
雰囲気がガラッと変わりますね

そして何と言っても
世界にたった一つの
完全オリジナルTATTOOになりますね。

彫り終わってから
『一生大事にします』
と活き活きとした笑顔

ありがとうございます。
祐のデザインと共に
輝かしい人生を歩んでくださいね。

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ワンポイントTATTOOのタッチアップ

2010/07/08 [Thu]

以前足首に小さくプルメリアの花を入れたお客様。

当初のデザインはプルメリアだけではなく、
葉

でデザインしたリースに
プルメリアが飾られていました。

予算や大きさなどの関係で
プルメリアだけを入れたワケです。

そして時が経ち、
やっぱり当初のデザインのリースを入れたい

となりました。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
ところでリースとは…
花や葉、木の実などの植物素材を
つなぎ輪にしたもの。
リースの輪には、
『また戻ってくる』という意味があり、
『永遠』『平和』『幸福』のシンボルでもあります。
ヨーロッパや北アメリカでは、
古くから『幸福と幸運を呼び込む』と
言い伝えられています。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

既存のTATTOOを潰さずに
デザインを足すことを
『タッチアップ』といいます。

そして生まれ変わったプルメリアです

勿論以前のプルメリアだけでも気に入っていたけど
更に気に入っていただけた様子

もしも最初のデザインで
大きく入れる事を悩んだ場合、
後からでも足すことは可能なので
少しづつ大きくしていくのも
ひとつのやり方です。

金銭的に無理な場合もオススメです。

タッチアップは開催中の
『Summerキャンペーン』
の対象デザインですので、
今入っているTATTOOをパワーアップしたい
とお考えなら是非この夏に
生まれ変わってみませんか？

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悪魔と天使

2010/07/08 [Thu]

｢私は悪魔でもあり天使の一面もあるから
　『Devil』と『Angel』をMIXした
　『Devgel』という文字を入れたい｣

へー！なるほどぉ
と思いながらも、人間は誰しもが
悪魔と天使の両方の一面を
持っていると思った。

感情が有る限りは
しょうがないのかもしれない…

そして『Devgel』のレタリングを
ハートで囲みたい。
ただのハートではなく、
『Ｍ』と『Ａ』のレタリングで
ハートにしたいとの事。

出来るだけ『Ｍ』と『Ａ』のレタリングだと
解らない位ハートに近づけたいと考えました。

どうですかぁ

メッチャ可愛くまとまったでしょ

レタリングだけだとシンプル過ぎると思ったら
ちょっとデザインを足して
ひとつのデザインにしちゃうのも
ひとつの手ですよ

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指のTATTOO

2010/06/28 [Mon]

同じ指へのTATTOOでも
難しいのは足の指

手の指に比べて短く、
施術範囲が狭く、
自由に動かないので指が開かない。

かなり単純なデザインでも難しい箇所である。

そんな足の指でも親指なら何とかなるものの、
他の指となるとかなり彫りにくい

本来のご希望デザインは
数字を8文字くらいで2行に分けて入れたかったお客様。
施術範囲等の説明をして
ご希望のデザインはムリであると理解していただきました。

そしてどうしても入れたい箇所は変わらないとの事。
真一文字のように入れることで
ご自分での意味やこだわりに沿う事が出来るらしい。

出来るだけ単純かつ
真一文字に沿うデザインをいくつか考えました。

チェーンのTATTOOです

何と言っても両サイドが難しいんです。

しっかりインクが定着するまでは
靴擦れ等に注意してください。
表面は治っているように見えても
まだ奥底は癒えてません。
この状態でサンダル等を履いて擦れてしまうと
滲んだように定着してしまいます。
また、色抜けの原因にもなります。

出来上がった嬉しさは解りますが
綺麗に定着させる為に1ヶ月位は
過保護にしてあげてくださいね。

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『狼』は家族愛の象徴

2010/06/12 [Sat]

今日は『狼』について語っちゃいます。

狼は雌雄のペアを中心とした
2～20頭ほどの社会的な群れ(パック)を形成します。
その群れというのは、
たいてい繁殖ペアの子孫や兄弟で
血縁関係にあることが多いのです。

ですから『家族愛の象徴』
とも言われるんですね

日本では古代から狼を神として
祀っていた地域も
存在しているそうです。
オオカミを「大神」と当て字で
表記していた地域も多いようです。

アイヌではエゾオオカミを
『狩りをする神（ホロケウカムイ）』
『吠える神（オオセカムイ）』
などと呼んでいたそうです。

そういえば最近、『狼犬』という犬種を
耳にしませんか？

『狼犬』とは、
イヌとオオカミの交雑犬(ハスキー、シェパードなどの犬種と家畜化されたオオカミとを交配したもの）、
若しくはその交配を元に
作出した犬の品種になります。

英語ではウルフ-ドッグ・ハイブリッド(英：Wolf-dog hybrid)、ハイブリッド・ウルフ(英：Hybrid Wolf)、ウルフドッグ(英：Wolf dog)などと呼ばれます。

高度な社会性をもち、
リーダーと認めた者には従順であるが、
人間の家畜または愛玩動物として
特化改良されてきた他犬種と比べると、
馴致は困難な部類に入るそうです。
知能は非常に高いが独立性が強く、
ブリーダーやトレーナーとして
熟練した者でなければ完全に
躾ける事は容易ではないようです

話しがちょっと反れましたね

そんな神的な存在、
家族愛を象徴とする『狼』を
彫りました。

足元のレタリングは
『Feeling pain makes me
stronger and gentler』
と書かれています。
その意味は、
「痛みを知って、
　強くも優しくもなれる」です。

人間として必要な事ですよね。
最近の子供達への教育には
これが欠けているように思います

｢自分にやさしく、人に厳しい｣
と成りがちな社会。

なかなか難しい事だけど、
常に周囲の人への感謝と
いたわりの気持ちがあれば
十分だと思います。

祐はこの気持ちを胆に銘じて
毎日を過しています。
社会のみんながそういう気持ちを
持てるといいなと思います

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ジャスミンは「精油の王」

2010/06/10 [Thu]

今日はジャスミンの香りについて
語りたいと思います。

ジャスミンはローズと同じく、
大量の花からほんのわずかな精油しか採取することが出来ないそうです。
その上、ジャスミンの花が香りを強める夜に花摘みをしなければならないそうなので、その労力も加え大変高価なものになります。

ジャスミンって香水やアロマテラピーなど
様々なもので見かけるので
そんな高価なものなんて思いもしなかったです

ローズが『精油の女王』とすれば、
ジャスミンは『精油の王』と言ったところでしょうか。その香りは官能的で、ムスクのような動物性のもののように香りが持続します。

心の面ではこんな働きがあります。
　･　リラックス
　･　自信喪失を改善
　･　神経や情緒を穏やかにする

体の面ではこんなはたらきがあります。
　･　ホルモンバランスを整える
　･　産後のマタニティブルーに
　･　母乳の分泌を促進すると言われています

美容の面ではこんなはたらきがあります。
　･　多くの肌質に有効ですが、
　　乾燥肌、敏感肌、老化肌に。

ジャスミンに限らず、
花の香りは心が穏やかになりますよねぇ

そんな万能な素敵なジャスミンを
今回手首付近の内側に彫りました。

本来TATTOOを入れる向きは
【気を付け】をした状態で上下を配置しますが、
彼女の場合、
自分が見える向きにしたいとの事で逆さ向きに彫りました。

勿論ありですよ！

TATTOOは自己満足のものなんですから
本人が気に入っていれば
逆さ向きでもＯＫなんです

美しい強い見方のジャスミン。
いつでも魅了な香りがしそうですね

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神秘的な伝説上の生物・・・龍

2010/06/07 [Mon]

昔から祐の龍を気に入ってくれていたお客様。
ついに自分にも龍を入れようと
決意したそうです。

胸から肩を通って肩甲骨まで。

背景を入れるか最後まで迷っていたけど
最終的に背景はいつでも足せるので
今回は背景なしで完成させました。

やっぱり龍は大きく描いた方が
カッコイイですよねぇ

顔が大きく描けるので
ボカシを入れる範囲も大きくなり、
しっかりとした顔立ちに仕上がりますね。

龍は神獣・霊獣であり、中国では皇帝のシンボルとして扱われました。
その啼き声によって雷雲や嵐を呼び、
また竜巻となって天空に昇り自在に飛翔すると言われます。
『竜に九似あり』とされ、
角は鹿、頭は駱駝、眼は鬼（注：中国で言う「鬼」は幽霊のこと）あるいは兎、体は大蛇、腹は蜃（この場合の蜃は蛤ではなく蛟の意）、背中の鱗は鯉、爪は鷹、掌は虎、耳は牛にそれぞれ似るという。
また口辺に長髯をたくわえ、喉下には一尺四方の逆鱗があり、顎下に宝珠を持っていると言われる。
秋になると淵の中に潜み、春には天に昇るとも言うそうです。

十二支に各々動物が当てはめられた際、
唯一採用された伝説上の生物である。
なぜ辰だけが想像上の動物になったのかはいまだに議論の的であり、定説がないそうです。

様々な文化とともに中国から伝来し、
元々日本にあった蛇神信仰と融合した。
中世以降の解釈では日本神話に登場するヤマタノオロチも竜の一種とされることがある。
古墳などに見られる四神の青竜が有名だが、他にも水の神として各地で民間信仰の対象となった。
灌漑技術が未熟だった時代には、
干ばつが続くと竜神に食べ物や生け贄を捧げたり、高僧が祈りを捧げるといった雨乞いが行われていました。

日本国内には、『日本四方鳴龍』があり、西は京都の相国寺、東は日光東照宮の薬師堂、南は長野県の妙見寺など3箇所の寺院で『鳴竜』などと呼ばれる仕掛けがある。
残念ながら北は青森県の竜泉寺にこの鳴竜があったが焼失して現在はないそうです。

　← 京都　相国寺の法堂の鳴き龍

　← 日光東照宮の薬師堂の鳴き龍

　← 長野県　妙見寺の鳴き龍

これは堂宇の天井に大きな龍の絵が描かれており、この真下で拍子木を打ったり拍手をするとパァァーンと響き、それが竜が鳴いているように聞こえるものである。
祐はこの3つの『鳴竜』は全て拝観しました。
しかけも凄いが、描かれた龍は見事なものでしたねぇ。

上記のものはほんの一部の資料から書きました。
色々と深く調べてみると面白そうですね。

Tattoo作品　（祐） Trackback() Comment(0)

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