獣の頂点に立つライオン。
王冠を携えたその姿はまさに王者そのもの。
四足で君臨する姿は雄雄しく豪快・・・
しかしながらこの作品には細かいラインワークと繊細なぼかしが巧みに駆使されており、TATTOOの豪快さに隠れたきめ細かい祐の技術が随所に見受けられます。
鬣の一つ一つや足の影など、奥行きを考慮して配色された濃淡が更に今回の作品を際立たせたのでしょう。
ファインラインとは違い、アウトラインをしっかり取るブラック&グレイならではの力強い堂々としたTATTOOが完成しました。
休憩毎に完成に近づくTATTOOを嬉しそうに見つめるお客様。
仕上げの頃にはかなりの痛みがあったようですが、祐の『頑張ったね、完成したよ!』の言葉に何とも言えない嬉しいような感無量の表情で出来上がったばかりのTATTOOを見つめていました。

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