先日、ひょんな事からある彫師さんの施術を見学する事が出来た。
彫りの基本は一緒だが、彫り方は様々である。
針の出し具合、インクの使い方、チューブの持ち方・・・などなど例を上げたらキリはないが、人の施術風景を見るのはとても勉強になるし楽しい。
こんな彫り方があるのか・・・
こうゆう引っ張り方があるのか・・・
中々他の彫師さんの施術を見る機会はないわけで、得るものは凄く多く、刺激になった。
デザインもそうだが、彫り方一つで同じモチーフでも味がでる。
今までデザインがその大半を占めていると思っていたが、彫り方もその要素の一つなのだと再認識した。
知人から聞いたある言葉をふと思い出す・・・
『極意は基本にあり』
基礎があって、味が出る。
基礎がなければそれは味ではなく自己満足。
基本あってこその『味』。
彫り方は様々だけど、基本を忘れる事なく突き進もうと思った。
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