2008年1発目の作品紹介は大きな『誇』という文字と、そこに込められた思いを英文で表したレタリングです。
流れるような字体で表された『誇』と、その意味を華奢ながらも引けをとらない英字が添えられた今回の作品。
漢字と英字という相反する字体同士のTATTOOですが、こうして完成したTATTOOを見ると互いが存分にその存在を主張し調和しているのが窺える。
以前も綴った通り、文字(レタリング)と言うのはTATTOOに込めた想いがダイレクトに伝わりやすい。
漢字一文字ではその漢字本来の意味しか汲み取れないが、それは一般的解釈であり、人それぞれその漢字に込めた思いは異なる意味合いを持つ。
その意味を英字で表す事で、より漢字への思いが深くなるのだと今回のTATTOOを見て強く感じた。

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